
多軸自動盤(旋盤)とは工作物が6つまたは8つのステーション(加工位置)を移動し、それぞれで中ぐり・旋削・面取り・ねじ切り・溝切り・孔あけなどの加工が行なわれます。工程を6または8分割することで圧倒的に早いサイクルタイムを可能にする工作機械です。さまざまな条件により大きな幅がありますが、一般的には単軸NC旋盤の4倍ほどの加工スピードを可能にします。




なぜこのような早いサイクルタイムが実現できるのかを、もう少し詳しく説明しましょう。
下の加工レイアウト図のように工程を6分割します。この中で、Pos1のローディング/アンローディングに一番時間がかかってしまいます。6軸あるいは8軸自動盤(旋盤)の場合、この最長ポジションの時間が、そのままサイクルタイムということになります。
これに対し、単軸旋盤の場合は各工程をいくつかのポジションで分割するようなことはしない為、全ての工程で要するタイムを足し算したものが、サイクルタイムです。
下の図の示すように、シマダの6軸では7.8秒、他社の単軸旋盤では33.7秒です。シマダの6軸自動盤(旋盤)1台で、他社機の4.3台分の仕事をこなしていることになります。
| CNC-6軸自動盤(旋盤) | 単軸自動盤(旋盤) | ||
| 1 | ![]() |
![]() |
7.8秒 |
|---|---|---|---|
| 2 | ![]() |
4.6秒 | 4.6秒 |
| 3 | ![]() |
5.7秒 | 5.7秒 |
| 4 | ![]() |
2.5秒 | 2.5秒 |
| 5 | ![]() |
5.9秒 | 5.9秒 |
| 6 | ![]() |
7.2秒 | 7.2秒 |
| サイクルタイム | 7.8秒 | 33.7秒 | |



6軸自動盤(旋盤)は、1軸はローディングとアンローディングに使用し、残りの5軸で加工を行います。
当社の製品では6軸自動盤(旋盤)でNCスライドが2基、8軸自動盤(旋盤)で1基の搭載が可能です。
NCスライド以外のポジションで荒加工、NCポジションで仕上げ加工を行う為、高速加工と高精度の両立を可能にします。
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